11月10日、ウェブハンドリング技術研究会における本年度第4回目の勉強会がTKP東京駅カンファレンスセンターで開催されます。
この勉強会の中で、東海大学の故 橋本巨 名誉教授のご指導のもと、2012年に研究成果としてまとめた博士論文「熱粘弾性特性を考慮したプラスチックフィルムの巻取り理論に関する研究」について講演します。
従来の巻取理論に比べて高精度予測化を図ることを目的に、①ロール端面からの空気の流出、②周辺の環境温度の変動、③温度と応力の依存性を考慮したプラスチックフィルムの粘弾性特性、を同時に考慮した巻取理論に関する研究テーマです。
また、この講演の後には「ウェブハンドリングの学術的研究成果を参考とした生産上の課題への取り組みと将来の発展」として有識者によるパネルディスカッションが行われます。
学術的な観点から理論そのものの理解を深め、効果的にトラブル改善を図る上で有益な情報を得られるかもしれません。是非ご参加ください。