ウェブハンドリング技術コンサルティングウェブハンドリング

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トラブル改善につながる技術情報を紹介します。

ウェブハンドリングでの課題解決の糸口と人材育成の動向

ウェブハンドリングでの課題とそれを解決する糸口、さらに生産現場の人材育成のトレンドを紹介します。

ウェブハンドリングは安定したウェブ搬送と巻取りを達成するための技術です。このベースはそれぞれの生産現場における試行錯誤の積み重ねで練り上げられてきた経験であり、相当高いレベルにあります。その一方で品質要求の高いウェブ製品の量産がむずかしい、次工程でないと判断できないトラブルを撲滅したいといった悩みは少なくありません。

解決の糸口はウェブハンドリング理論の概念をイメージでとらえるスキルにあります。経験と理論をあわせ持った視点で生産現場をみれば視界が開けてきます。理論を学ぶときの参考になる文献1)と書籍2,3)を文末に載せています。

一方企業での人材育成には、理論を学びながら実践でつかう継続的なトレーニングがトレンドになっています。これを裏づけるようにウェブハンドリングの基礎理論と応用事例が学べるウェブハンドリング技術研究会では若手の参加者が近年増えてきており、理論学習のニーズが高まっています。また生産現場のビッグデータを安定生産に活用するときにも、ウェブハンドリング理論の概念をイメージでとらえるスキルは重要になるでしょう。

  1. Good, J.K., “The Abilities & Inabilities of Wound Roll Models to Predict Winding Defects,” Proceedings of the Eighth International Conference on Web Handling, (2005), pp. 453-523

  2. 橋本巨, “ウェブハンドリングの基礎理論と応用,” 加工技術研究会, (2008)

  3. 橋本巨, “入門ウェブハンドリング,” 加工技術研究会, (2010)

 

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